台湾一周バイク旅4日目前編(花蓮→台北)
どうも、きぶです。
生意気がって一人旅をしていますが
私、超のつくほど神経質
基本、ドミでは寝れません。
そんな私も爆睡するほどの疲労でした。
・・・
ワオホステルさんさようなら。いい夢をありがとう。。
神経質な私が爆睡するくらいしんどかったわけです。
道のり的に一番楽だと予想していた昨日がこんな調子です。
一番きつい1日が始まります。。
新しいアイテムを入手!
この画像をみてください。
ヘルメット・・・
後頭部すら守れない
三等兵ヘルメット
半ヘル以下
しかもシールドがありません。
今までこんなあってないような糞ヘルメットで運転してきたわけです。
一応サングラスとマスクをして運転していましたが、昨日は暴風雨です。
・・・
顔面びしょ濡れ
さすがにこのヘルメットで後半分以上の道のりを進んでいくのは厳しい。
花蓮に着いたらバイクショップでヘルメットを買おう。
そう考えていました…
そして昨日、スーパーアイテムを発見します。
ゴミ捨て場に置いてあったジェットタイプのヘルメット!!
キターーー!!
ただ、本当に捨ててあるのか?
もしこれをもらって帰って捕まったりしないか?
怖かったので、半日寝かせていました。
半日後、まだヘルメットは捨ててあります。
GET!!
※シールドだけバイクショップで買いました。
しかもジャストサイズかつ、綺麗なんです!匂いもありません!
こいつと今後の旅を共にします。
【教訓ポイント】
ヘルメットはシールドがないとキツい!
震えが止まらない…地獄の海沿い崖編
海沿いの崖と山越えという難所が点在しています。
おそらく台湾一周で一番危険なポイントです。
さて、上の地図を見てください。
赤いバツ印がありますよね…
実は2日目に台東市の東さんから情報を仕入れていました。
この先、一時通行止めの場所があると…
そう。
バツ印の部分は
一時通行止めのポイントです。
この一時通行止めポイントは日本とは違ったイベントが発生します。
日本だと、大抵このような工事ポイントは片側通行です。
しかし、台湾の場合…
1時間に10分だけ
通行可能になります。
例えば8時であれば、8:00-8:10の間だけ通行可能となります。
10時の場合は10:00-10:10です。
通行可能時間を外すと
50分立ち往生です。
それ以外に、台東で震え上がった以上の海沿い崖道があるそう。
さらに天気は雨予報、風も強いです。海沿いの道は一車線のくせにとんでもないおばけトラックが猛スピードで迫ってきます。
(花蓮市街地の赤提灯にもお別れです。)
出発時、幸いにも雨は降っていませんでした。
その間に進めるところまで進みたい…どちらにしても雨予報です。
(ご覧のように崖沿いに道路があります。向こうまでずっと。)
海はエメラルドブルーでとても綺麗なんですが、怖すぎる。
(景色を一望できるポイント、一寸先は崖です。)
(オーシャンビューポイント!素晴らしい景色)
風も強いしトラックも強いしフェンスが低いから下に落ちそうだし…
震えながらもなんとかバイクを走らせます。
(海沿いの道を一時的に抜けると道の駅があります。)
気づけば一つ目の一時通行止めポイントを通過していました。
タイミング良すぎ!
ひとまず道の駅で休憩します。
(ドライフルーツが豊富に並んでいます。)
結構大きな道の駅。
なのにお客さんが全くいない…
看板に宜蘭ということは…もうそんなところまで来ましたか。
あと半分くらいか?
しかし、ここで痛恨のミスを犯すわけです。
東さんからもらったメモを見返してみましょう。
149.7kと書かれているのが一つ目の通行止めポイントです。
そこから26km先に二つ目の通行止めポイントがあります。
通行止めポイントは1時間に10分だけ通行できます。
さあ計算だ!
一つ目の通行止めポイントを通過したのはおそらく10:00-10:10
二つ目の通行止めポイントは11:00-11:10に通行可能
二つ目の通行止めポイントは26km先、バイクは45km/h
なので、およそ35分後に二つ目の通行止めポイントに到着します。
休憩できる時間は…25分以内ですね。
冷静に考えればね。
ただ、そんなこと考える余裕なかったんですね。
・・・
30分間休憩したよ!
馬鹿野郎です。
後悔しました…
休憩を終えてバイクを走らせると、予報通り雨が降り出します。
そして減速し始める先頭車両…
まさか、
ついに長蛇の列が停止し始めます。。
ここで攻略ポイントですが、
通行止め中は当然、対向車も通行止め中です。
対向車は来ません。
反対車線を爆走し、先頭群まで上り詰めるも…
はい。やっちまいましたね。
45分間の立ち往生。
もう完全にバイクスタンドおろして待ちぼうけです。
前後の車両の運転手も外に出てきてタバコ吸ってます。
・・・
やってしまいましたなあ。
この日、早出をしています。
一刻も早く台北入りして豪遊しようと目論んでいたのに…
努力むなしく水の泡。
雨に打たれ寒さに震えながら、ただただゲートオープンを待つのみ。
【教訓ポイント】
フィリピン海沿いは通行止め多数!事前に調査せよ。
わからないときは現地の人に聞いておこう!
現在2つ目の×印…
一寸先は崖…
お先真っ暗…
ああ…
あと半分もあるのか。
しかも宜蘭市の先も山越えなのです…
寒い、寒い…降りしきる雨は強さを増すばかり。
風も強いし、怖さと寒さで震えは止まらない…
さて、いつ台北にたどり着けるのやら。。
その②へ続く。。