バイクで台湾一周する前に準備すべきこと
どうも、きぶです。
私は過去に100台以上ヒッチハイクに成功し、日本全国を旅してきました。
そんなどこにでもいるただの旅好き学生です。
暇さえあれば気になる場所にふらっと旅に出るフットワークの軽さが自慢の私ですが、唯一苦手なのが
海外!
・言語力に乏しく会話ができない
・日本と比較して不衛生かつメシがまずい
・万が一の場合に助けを求められない
挙げればきりがありませんが、そんな理由から海外渡航を避けてきました。
そんな海外童貞、いや…
海外素人が
なんとなくの思いつきと勢いで台湾一周旅を決行しました。
バイクで台湾を一周して発見したこと…
台湾は世界中から一周旅好きが集まる。
ゆえに、一周旅に優しい国です。
海外への渡航経験が少なく、語学力に乏しい私でも、無難に旅することができました。
(環島という看板があります。これは台湾一周ルートを指しています。)
自転車もバイクもみんな台湾一周旅を楽しんでいます。
走行中、多くの一周旅仲間に出会いました。
すれ違いざまに手を振ったり叫んだりされることが何度もありました。
言うほどクレイジートリップでもありませんが、しんどい時は多々ありました。
そんな時に手を振られると元気が出たものです。
エールを送ってくれた名も知らぬ外国人バックパッカーたちには感謝しています。
(高雄から反時計回りにぐるっと。皆さんが考えている以上にイージートリップです。笑)
6泊7日の台湾一周旅、いろいろな出来事がありました。
「どうやってバイク借りるんや?」
とか
「この道どうやって通ればいいんや?」
とか…
その度に、過去に台湾を一周した人のブログを拝見させていただきました。
「ここはこうした方がいい!」
「これは持っていくべきだ!」
そういったアドバイスに救われ続けました。
その経験から、今後同じように台湾一周旅をやりたい!
または実際、台湾一周中にわからないことがあった!アクシデントが!
そんな人の力になれればと思い、私が台湾を一周する前に準備するべきだと思ったことを紹介します。※ 今回はバイクに限定します。
【目次】
台湾一周バイク旅を決行する前に準備すべきもの
パスポート(旅券残存期間が入国時3ヶ月以上)
台湾への渡航の際、パスポートの残存期間が3ヶ月以上なければなりません。
(他国の場合は概ね6ヶ月以上です)
1日でも過ぎている場合、パスポートの有効期限内でも渡航できません。私は6ヶ月だと勘違いしており、残存期間が5ヶ月を切っていたパスポートをみて絶望していました…出発前に後悔しないためにも事前に確認しましょう。
免許証の中国語翻訳文
台湾では国際免許での運転ができません。
そのため、渡航前に最寄りのJAFにて、免許証の中国語翻訳文を発行してください。
発行料金は、1通につき3,394円(税込、2017年2月時点)です。
都道府県にもよりますが、基本は即日発行ではありません。2-3日後に郵送されます。
こちらの翻訳文がないと、
バイクをレンタルすることができません。
日本の免許証と中国語翻訳文はバイクレンタルの際に店頭にてコピーを取られるので、渡航の際は必ず持参してください。
雨具&防寒具
台湾は日本と比較して、天気&気温の変動が激しいです。
そのため、上下の雨合羽とレインブーツは必須です。もちろん現地でも調達可能ですが、レインブーツやリュックカバーについては、台湾国内で見つけづらいと思います。機能性の良いものを日本で購入してから出発しましょう。
(リュックカバーにゴミ袋を二重にかけたのに…なぜか浸水していました。)
ちなみに、私が台湾を一周した7日間のうち、雨具を着用して移動したのが
実に4日間です。
また、期間は年末でしたが半袖短パンで過ごせるような夏日から、凍えるような寒さの日まで毎日バラバラです。雨も突然降りだすことがあるので、防水防寒に適した手袋があると便利です。(私は掃除用?のゴム手袋と保温性の手袋を組み合わせて運転していました。)
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海外WiFiルーターの予約またはSIMフリー携帯
海外旅行経験に長けている方は慣れていると思いますが、ネットワーク環境を整える必要があります。台湾の高雄国際空港では、台湾国内で使えるレンタルWiFiルーターや格安SIMを契約することができます。
事前予約が必要です!
私は当日予約でいけると思っていましたが、事前予約がないとレンタルできません。(格安SIMについてはわかりません。事前に確認してください。)
(高雄国際空港の到着口、写真には写っていませんがロビー端に何件か携帯会社があります。)
また、空港内のインフォメーションでは、"iTaiwan"という政府公認無料WiFiの利用登録をすることができます。iTaiwanは銀行や郵便局、役所などの限られた場所(の近く)で利用することができます。WiFiルーターを借りることができなかった私は、このiTaiwanとコンビニで利用できる無料WiFiを駆使し、マップのスクショと勘に頼りながら走っていました。おすすめはできません。ネットワーク環境の重要性を実感しました…
(無料WiFiが飛んでいるコンビニと飛んでいないコンビニがあります。セブンは比較的飛んでいました。)
ドミトリーにもWiFiはあるので、夜は心配無用です。
次の日の作戦もゆっくり計画することができますよ。
携帯電話の充電バッテリー
私の場合は基本的に携帯の使用頻度は少なかったのですが、なんだかんだ写真を撮影したり、WiFiスポットで携帯をいじっていると気付いた時には電池がない!なんてことが多々ありました。これがないと万が一の場合に大変です。数回分充電可能な大容量タイプがおすすめです。
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台湾一周バイク旅にあると便利なもの
水着
台湾にも日本のような温泉施設が多数存在します。温泉地ともなれば、無料の露天風呂なんてものもあります。
その際、水着の着用が必須となります!
(渓畔温泉は露天風呂無料です!しかし、着替えスペースがないので川縁で水着に着替えます。笑)
そもそも、日本の温泉と台湾の温泉ではルールが違います。
日本のように裸一貫で入湯することができないみたいです。
(台北のサウナなどはできるみたいです。)
写真の無料露天風呂には、英語が達者な台湾人おじいちゃんが入っていましたが、しっかり水着を着用していました。(入湯方法を教えてくれました。)オーストラリアからの旅行者はそのルールを知らなかったため、パンツで入湯していました。最悪の場合はそれでも入れます。
屋内の温泉は入っていないのでわかりませんが、他のサイトを拝見した限り、どうやら水着とスイムキャップが必要みたいです。温泉施設であればおそらく販売されていると思いますが、わざわざそのために購入するのももったいないので、日本から持参しましょう。
ヘルメット(フルフェイスまたはジェットタイプ)
バイクをレンタルした際には、無料でヘルメットも付いてきます。
しかし、これが驚くほど安っぽい半ヘルだったりします(その場合が多い)。
(ヘルメットのイメージ、レンタルショップでは三等兵の帽子みたいなヘルメットを貸してくれました。ド○キに売っている半ヘルの方が10倍良いです…笑)
驚きのダサさ ・・・
機能性も皆無です。
しかも、JIS規格のようなヘルメットの安全性も不明です。交通状況は日本よりも危険なので、安全面を心配される方は日本からヘルメットを持参されることをおすすめします。
(3日目にごみ捨て場にて、比較的綺麗めのジェットタイプを拾う。シールドはバイクショップで購入しました。)
バイクショップは台湾国内にも多数あるので、現地でヘルメットを調達しても良いと思います。ジェットタイプも在庫あれば貸してくれますがシールドはない場合が多いです。個人的には、シールドを日本から持参されることをおすすめします。
速乾タオル(セームタオル)
正直、この辺りはあってもなくてもさほど苦労はしません。
ですが、旅の荷物を最小限で済ませたい方は速乾タオルを持っていくと良いでしょう。私はこれ一枚でずっと旅をしていましたが、普通のタオルよりは断然オススメです!
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サングラス
海沿いや工事現場付近は砂が吹き荒れます。
砂嵐には本当に苦しみました。なので、サングラスはあると便利です。
また、日本以上に日差しが強いので、紫外線対策として有効です。
(安物であれば現地での調達も可能です。怪しげな偽物?サングラスは夜市でも多数売っています。)
バイクで台湾一周する前に注意すべき交通事情
台湾でバイクを運転する際、事前に知っておくべき交通ルールがあります。
これは必ず押さえておいてください。
私はこのルールを知らずに運転し、何度か危険な目に遭っています。
※日本の走行ルールと同じではないので、本当に注意してください!
右側通行&バイク通行レーン
台湾は日本と反対で、右側通行です。
また、道路の右側にバイク専用レーンがあります。ここは歩道じゃないの?と思ってしまうバイク専用バイパスもあるので、不安な方は現地民についていった方が無難です。
(普通車とバイクで道路が完全に分かれている場合もあります。)
信号が青に変わった途端、マ○オカートさながらのスタートダッシュをかましてきます。笑 何度か危ない目に遭ったので、後方からの車両には十分注意してください。
バイクは原則二段階左折
日本では原付が二段階右折の対象になりますが、台湾では中型?バイクも二段階左折をしていました。(正確なルールは把握していませんが、なんとなく他のバイクに続いて二段階左折していました。)
注意していただきたいことは、
二段階右折ではなく左折です!
(二段階左折車の停止位置が定められています。)
たまに二段階左折を無視して突っ込むバイクがいます。交差点の事故は何度かみかけました。(そりゃあんだけ危険な走行してたら事故するよなあ…。)
安全運転を心がけて接触しかけた(未遂)こともあったので、郷は郷に従った方が良いです。自分が先頭切って行くよりも他のバイクに続いた方が安全です。
高速道路は大型車以外のバイク走行禁止
高速道路内はバイクで走行してはいけません。
ただし、赤ナンバー(650cc〜?)の大型バイクは走行できます。
(真ん中に高速道路が、その横に普通の道路が通っています。なぜかどちらも行き来できるようになっています。)
画像を見てもわかりづらいですが…高速道路と普通道路が横並びに走っています。なぜそのようになっているかわかりませんが、どちらも行き来出入りすることが可能でスクーターでも高速道路内に進入できます。そのため、知らず識らずのうちに高速道路内を走っていることが多々ありました。
ルールとしてはスクーターは走行できないのでご注意を!
信号無視が多い
日本と比較すると、信号無視をするバイクが非常に多いです。
特に多いのが、右折の信号無視です。
(赤信号でも右折車は左右確認の後、サラッと信号を無視していきます。笑)
交通量が多い交差点でも、何人かが無視するとみんな無視して走っていきます。
基本的に直進の無視は少ないですが、右折は本当に多いです。
正直者がバカをみると言いますか、普通に停止している時も危険な目にあったことがあります。そのため、郷は郷に従えと…リスク回避のためにそんな時もありました。
最後に…
いかがでしたか。
以上、バイクで台湾一周する前に準備すべきことでした。
細かいことを言えば、野犬がいるとかスピード違反取り締まりとか…
言い出せばきりがないのです。笑
ただ、上記の内容は出発前に押さえておいてくださいね。
一番伝えたいことは、
日本のルールが当たり前だと思わない
これに尽きます。
バイク旅の途中、何度か事故りかけています。
その時は大体、日本のルールで運転している時でした。
基本的には同じなので問題はありませんが、郷は郷に従えです。
台湾にも台湾のルールがあります。そして、日本人にはわからない暗黙のルールも存在します。現地のルール、流れに従うことがリスク回避のひとつかもしれません。
安全面には十分ご注意くださいね。
それでは良い旅を!
Have a nice trip!!